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奇跡の救出


amr1010131942021-p2.jpgチリの鉱山落盤事故の救出作業が始まりました。

8月5日の事故発生から69日ぶりに一人目の作業員が地上に「奇跡の生還」を果たしました。

地上から700m下の暗闇に33名の作業員が集団生活をしていたという事は、どういう心境だったのでしょう。

想像を絶します。

救出後の彼らは、しばらくヒーロー扱いされテレビやマスコミに引っ張りだこかもしれませんが、その後また仕事として地下に潜るのでしょうか?

自分だったら、怖くてもう地下には行きたくなくなるような気がします。

アメリカの人気ドラマ 「LOST」 は、飛行機事故である島に不時着し、その乗客同士の因縁や島自体の不可解な出来事を描いています。

スリリングでミステリアスな展開に、時間を忘れて見続けました。

その時も、自分だったらどうしよう?と思いました。

食糧がだんだん減ってくるし、傲慢な人がいるし、森は奇妙だし、虫がいそうだし、病気になりそうだし、風呂に入りたいし・・。

でも、実際に直面したら、なるようにしかならないのだと思うかもしれません。

その場のシュチュエーションに適応しようとするのでしょう。

豪華客船が沈みかかっている時に、乗務員が国別に避難させている小噺があります。

イタリア人とフランス人には、

「今、船から飛び降りると、モテますよ。」 と、言って避難させます。

ドイツ人には、

「規則ですから・・。」と、言います。

アメリカ人には、

「英雄になれますよ。」と、言います。

そして、日本人には、

「みなさんそうしてますから。」

これは、外国人が作った日本人を揶揄(やゆ)する笑い話です。

日本人が協調性に優れているのか、主体性がないのか、微妙なところです。

チリの救出作戦、早く無事終わる事を祈るばかりです。

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