BLOG笑う門には七福タオル

オンラインショップ

english

あいまいな記憶


thing_ph02.jpg人の記憶というものはあいまいなものです。

・・・ここに ”ほっともっと” (弁当屋)があるんだ。・・・

行きの道中に何気に気がついていました。

先日夕方、家族で隣の西条市の家具店・ニトリに買い物に出かけた時のことです。

帰りに、何か夕食を買って帰ろうという話になり、

「お弁当屋さんが、道沿いにあったのでそこで買って帰ろう。」

ということになりました。

私の記憶では、その弁当屋はニトリ近くにあったと記憶していました。

帰りの道中、その弁当屋を気にしながら車を走らせていたのですが、その店がありません。

「あれぇ?おかしいなぁ。」

ニトリ近くはおろか、西条市を通過してもその店はありませんでした。

他愛もない事ですが、私にとっては釈然としない気持ちになりました。

・・・勘違いっだった?・・・

そして今治市へ入り、弁当屋へ行く事をあきらめ、別な食事を考え始めたら、”ほっともっと” がありました。

「ここにあった!何故、西条市内で見たと思ったんだろう??」

自分の記憶がいかにいい加減なものなのかと思いました。

娘が通っている中学校で、保護者向けに配られた書類に人の記憶について学者が数値化したレポートがありました。

それによると、人から聞いた事を覚えている確率は2%程度だそうです。

自分で見た事でも5%、体験したことは10%とすごく低い数値です。

記憶を残すためにはどうすればよいか・・。

それは、人に教えることによって60%の確率で自分の記憶に残るということです。

テレビのクイズ番組で活躍している、漫才の宇治原さんは、新聞や雑誌を読むと近くにいる人に声を出しながら、その記事の内容を伝えるそうです。

なるほど・・。って感じです。

自分に置き換えると、学生時代覚えた落語は今でもよく覚えています。

それだけ人前でしゃべったということでしょう。

“ジュゲム、ジュゲム、ゴコウノスリキレ、カイジャリスイギョノ、スイギョウマツ、ウンライマツ、フウライマツ・・・”

ほらね。

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

※いたずら防止のため、メールアドレスもお書き添えください。誹謗中傷等のコメントは削除する場合がございます。

CAPTCHA