2010/09/07| 七福萬来
浅草キッド
浅草といえば、渥美清、萩本欽一、ビートたけしを輩出した芸人の街でもあります。
雷門から仲見世を通ります。
・・・あれぇ?なんでこんなに人が多いの?・・・
平日の月曜日なのに、人は多く、日本人観光客もさることながら、外国人観光客が目立ちました。
中国人、韓国人、中東の人々など東洋人も、アメリカ、ヨーロッパの西洋人たちもいます。
・・・人種の坩堝(るつぼ)だ!・・・
仲見世で、外国人が多くいる店は、キモノ、半纏(はんてん)を置いている店です。
店の奥にはカツラが置いてありました。
そのカツラは、日本髪を結ったものだったり、ちょんまげだったりです。
・・・こんなもの買うヤツがいるのかよ。・・・
と、思いながらも、置いてあるってことはニーズがあるでしょう。
それから浅草寺まで歩いて行って、もうもうと煙が立っている線香立てから煙を手で引き寄せ頭からかぶります。
・・・高校の修学旅行にここに来た時もやったな。・・・
そして、お参りをして、おみくじを引いてみました。
“吉”で、すべてはうまくいく!と書いてありました。
・・・いい感じ・・・
浅草での思い出は、色々ありますが、やはり大学生時代に着物の反物を春風亭昇太さんと買いに来たことです。
昇太さんは、当時落語家になりたてで、浅草演芸ホールで前座の仕事を終えるのを待ってから、買いものに行きました。
当時、4,000円程度の着物の反物をそれぞれ買って、その帰りに神谷バーに寄りました。
「電気ブランを飲もう!」
電気ブランとは、浅草の名所・神谷バーという飲食店で出してくれる名物カクテルです。
飲み口やわらかいのですが、度数がきつく、すぐに酔っぱらってしまいます。
お酒があまり強くない私は、2杯で足腰が立たなくなり、昇太さんの肩を借りながら帰ったのが、昨日のようです。
昇太さんが23歳・私が20歳でした。
いろんな思い出がまじりあった、浅草です。
ふと見上げると、東京スカイツリーがすごく近くにそびえ立っていました。
・・・浅草のリベンジが始まっている!・・・
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