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(日本語) リピーターの訳 エピソード2

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DSC03392.JPG外国人タレントのデーブ・スペクターさんの本職はテレビのプロデューサーです。

日本での生活で、東京都内の一流ホテルに十年以上滞在していたことは有名です。

数カ月単位で、ホテルを変えていたそうです。

宿替えしたばかりの、あるホテルでの朝食時のこと。

ウェイトレス(ホテルでは何て名称かわかりません)さんが、コーヒーを右側に出してくれました。

デーブさんは左利きなので、ウェイトレスさんが立ち去った後、置かれたコーヒーカップをソーサー(カップ皿)ごと左に置き換えます。

次の日も同様に、右から左に置き換えます。

ただ3日目から、左側に置かれるようになったそうです。

ウェイトレスさんは同じ人です。

デーブさんは、自分が左利きであることを察知してくれたことに感激したそうです。

ちょっとした、さりげないサービス(もてなし)がうれしかったとエッセイに書いていました。

私は、3日以上の宿泊の時、クリーニングを利用します。

朝出発前に客室に取りに来てもらいます。

大半の客室係の人は、用事だけすませるのですが、あるホテル・・ひょっとしてその客室係の方だけかもしれませんが・・・、ドアを開けると

「河北様。おはようございます。ランドリー取りに伺いました。朝刊どうぞ。」

笑顔でドアにある新聞を手渡してくれます。

何気ない事ですが、感じがいいというか、心地よいというか、さわやかな朝というか、うれしかったです。

次もココに泊まろう!という気になります。

ただ、これが普通だと思ってしまうと、新聞を手渡してくれなかったら朝から心地悪くなるので、あまり深くは思わないようにしています。

あとホテルでのランドリーといえば、目の前で中身を確認しようとする方がたまにいます。

下着が入っている場合は、勘弁してほしいので

「あとで、ゆっくり見てね。」

といいます。

ホテルの朝・・心地よくしたいものです。

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