グッドタイミング | 七福タオル株式会社

2015/01/22| 七福萬来

グッドタイミング

タイミングというのは、好いも悪いも決まる時はバッチリだし、決まらない時はさっぱり。

数日前東京出張の時のこと、ことごとく小銭が溜まっていく。

スーパーでも、コンビニでも小銭を消化しようとすると端数がひとつ足りず、ひと桁大きなお金で支払い小銭が増えていく。

あとでポケットをまさぐると、１円玉が出てくる。

・・・ちっ！・・・

舌打ちしてしまいそうになる。

そんな中、今週火曜日からパリ出張。

国際見本市に出展するため毎年１月に渡仏して、今年で十年目。

今年は国際線機長の友人がタイミングよくスケジュール調整してくれ、彼の操縦（運転）でパリに入りました。

フライト中何度か私の席に来てくれたこと、ＶＩＰになったような心持になりました。

その夜機長と夕食をしたのが最寄りの地下鉄駅出入口からエッフェル塔の良く見えるフレンチレストラン。

エッフェル塔は日没後丁度の時間（２０時とか２１時とか）に、５分間塔全体がフラッシュで包まれるイルミネーションイベントがあるのですが、タイミングよくそれを見ることができました。

パリに入ってから２日目も、タイミングのいいことがさらに続きます。

パリのディズニーランドでパリ在住の知人に会い、レストランでランチしてるとミッキーマウスが登場。

世界のスーパースターと会ったので、当然一緒にパチリ。

さらに、支払いに溜まっていたユーロ小銭０．９８ユーロが　丁度！全部！ピッタリ！スカッと！ジャスト！なくなりました。

気持ちがいい！とはこのことで、このタイミングをどれだけ待ち焦がれていたか・・！

市場調査を兼ねた知人とのひと時を終え、再度郊外電車に乗り込んでパリ市内へ約１時間。

私はバッグから小説を取り出し読み始めました。

サスペンス小説の最後のクライマックスシーンに、驚きと感動を隠し切れず涙をこぼしていたというより嗚咽していた時です・・。

「Excuse me　・・・．」

と声をかけてきた黒い防護服っぽい制服を着た女性と男性二人。

・・・コントローラーだ・・・

コントローラーとうのは、キセル乗車を取り締まる検札官です。

目を真っ赤に嗚咽しながらチケットを差し出す私を見て　コントローラーは何を思ったのでしょうか？

アンジャッシュの誤解コントネタのようだ。と思うと私は愉快になりました。

過激派によるテロ事件間もない厳戒態勢のパリですが、タイミングはいい感じです。