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親父の背中


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日曜日午後9時から、『親父の背中』という短編ドラマが放送されています。

成長した娘や息子と親父の関わり合いを、倉本聰さんや山田太一さんなど人気脚本家が一話完結で競作しているのです。

そんな中、今年になって東京でホテルに宿泊することが少なくなりました。

でも東京に滞在する日数は増えた。

理由は、マンションを借りたからだ。

思っていたより・・いやずいぶんと出張が楽になった。

まず、毎日洗濯することができるので、着替えを持ち歩かなくてもよくなり、荷物がずいぶんと軽くなりました。

さらに、わざに食べに行かなくても、ご飯は炊けるし作って食べることができる。

気がつくと、おかしなことである。

家では洗濯も炊事もほとんどしないのに、マンションでは毎日の炊事、洗濯、掃除をするのだ。

どんなに疲れていても、お風呂掃除、トイレ掃除はもちろんのこと、食事の後の片づけ、食器洗い、食器棚にしまうところまでやる。

やらないと落ち着かない。

なぜだろう?家では週二回のゴミ捨てにいくのだって嫌でしょうがないのに、マンションでは毎日のようにゴミを集め、こまめに捨てに行き、時には鼻歌まで出てる時がある。

その理由を考えてみた。

マンションは賃貸なので、汚すと退去時にたくさんのお金がかかるので潜在的にきれいに使おうという意識が働いているのかも。いやいや・・そんなことではない。

仕事としても使っていて、フリーのデザイナーや地方のお客さまと打ち合わせもしているので、生活感のないようにしているのかも。

う~む、これは、まんざらでもない。

と思った瞬間、一番の理由がひらめきました。

このマンションは大学生の息子と娘も一緒に住んでいます。

というよりも、息子と娘の家に泊まらせてもらっている。

つまり迷惑にならないように、無意識のうち炊事洗濯、そして掃除をしているのかも。

なんともはや、父親の威厳は何処に行ったのやら・・。

が、本当の理由は、あと数年で離れていく子供たちに 親父の背中 を見せたいのかもしれない。

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