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勇気エトセトラ

勇気というのはいつの時代にも、いくつになっても出さなければならない時があります。

電車でお年寄りや妊婦さんに席を譲る勇気。困っている人に手助けしてあげる勇気。間違ったことを正してあげる勇気 など等ですが、時にはこんな勇気も・・。

出張時に朝ホテルをチェックアウトし、エレベーターに乗り込むと数名スーツ姿の外国人男性が乗っていました。

みなさん背が高く、スーツ姿も決まっているイケメンたちでした。

彼らは私の頭の上で談笑していましたが、背の低い私は、外国人の一人の ”社会の窓” が全開しているのに気がつきました。

“社会の窓”=ズボンのファスナーです。

・・・どうしようかな?言ってあげようかな??・・・

・・・いや待てよ?これって最新のファッションかも?・・・

・・・「余計な事言うんじゃないよ!」と言われ、袋だたきにあうかもよ・・・

しかし、ここは日本だし、日本人のやさしさを出さねば。と思い、勇気を振り絞って教えてあげようとしたのですが、英語でどのように言ってあげればいいのかわかりません。

24階から1階までエレベーターはまもなく着きます。しかたがないので、とっさに出た言葉がこれでした。

「エクスキューズ ミー (彼の股間を指さしながら・・) ユー アー エロティック。ベリー デインジャラス。」

指さされた彼も、仲間も何を言わんとしているのか理解してくれ、笑顔でエレベーターを降りることができたのです。

やっぱり言ってよかったぁ~。と思ったのでした。

同じような事が、今度は女性バージョンでありました。

見本市に出展した際、弊社ブースにやってきたパンツ姿の女性の ”社会の窓” が全開しているのです。

・・・どうしようかな?言ってあげた方がいいかな?でも今度は女性だし、初対面だし、年頃だし・・・

でも、勇気を振り絞ったのです。

「ねぇ、あなたから見て私って見た目信頼できると思いますか?・・ある!よし、ちょっとこっちに来てください。」

ブースの隅にある荷物置き場に入ってもらい、小さな声で 「ファッションだったらゴメンなさい。社会の窓が開いているのが気になって・・。ここで直して・・。お礼はいいから・・。」

勇気というのは、ためらったら衰退するものです。

いや今回の場合、空いた窓から奥を見る勇気がなかっただけかも。

コメント一覧

  1. 河北泰三 より:

    コメントありがとうございました。
    情報感謝します。
    早速次回から使いたいと思います。

  2. RB3 より:

    こんにちは
    社会の窓とはよく例えたものです。
    気になっても口に出せないことって多いですよね。
    ちなみに社会の窓は
    Your fly is open!
    だそうです。

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