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目的意識

日本の景気は、これからどうなるんだろう?

自問自答が続きます。

弊社7月末決算を迎えますが、毎年8月の期初に売上予算を立てます。

前期は設備投資が功を奏しに売上が向上しましたが、今期はその反動があると予想し10%ダウンで予算を立てていました。

半期の売り上げはまずまずで、予想に反しての折り返しになりました。

・・・いい感じ♪・・・

しかし、3月11日に起こった東日本大震災を境に、3月、4月と前年比を大きく割り込み、5月も回復したとはいえ、前年を超える事はできませんでした。

・・・なんだ、結局期初に予測した数字になるじゃん・・・

ここで考察・・結果予測した数字になった事より、プロセスの方が重要で、今回の場合でいうと自然災害にもろい企業という事になります。

・・・う~ん、でもどうしようもないもんな。・・・

6月はセール需要もあったのでわずかでありますが前年を上回り、通期でいくと微増といったところまで回復していました。

・・・この数カ月、売上が上がったり、下がったり、また上がったり、いったい何なんだ・・・

よく考えてみると、売上予測というのはあくまでも希望的観測であり、その場の雰囲気で大きく変わります。

ということは、その場の雰囲気をよくすることが大事でないかと思ってきたわけです。

そういえば、5月は震災の影響で社内に嫌なムード漂っていたので、毎年恒例の社長面接で全社員に元気を与えるべく、ひとりひとりにじっくりと話を聞いたのでした。

そして6月に突入し、結果がでました。

震災後の日本の雰囲気は最悪でしたが、生きていく情熱、共生していく気持ち、助け合う心 等が、場の雰囲気を良くしていき、目標に向かえるのだと思います。

そう思ってくると、それが本来の中小企業のあり方のような気になります。

そして家族的経営という言葉が浮かんできます。

決算期末まであと1カ月、今年はどんなクライマックスになるのやら・・。

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