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タクシードライバー

先週出展していたインテリアライフスタイル展はおかげさまで盛況のうち無事終了しました。

最終日は午後5時からの片づけ終了後、タクシーで羽田空港まで行きました。

あまり東京都内ではタクシーを利用することはありませんが、時間的に今回は利用しました。         

午後6時に最後の片づけを東京在住の仲間にお願いをし、ブースを後にしました。

会場にあるタクシー乗り場へ行き、トランクに荷物を積み込み、スタッフ3名は後部座席へ、私は前方座席に乗り込みました。

「羽田空港ですか?」

タクシードライバーは雰囲気を察してか、行き先を言い当てました。

「お願いします。」

高速道路の入り口まで行くまでに、片側4車線の道路の前方にパトカー走っていて、タクシードライバーはそのパトカーを別な車線から追い越しました。

「パトカーを追い越すと捕まりますよ。」 経験上のことをタクシードライバーに話をすると、

「いやぁ~そうかもしれませんね。昔の話ですけど、高速道路で時速180キロ出して捕まった事がありましてね。」

タクシードライバーは昔話を始めました。

「それって、即免許停止じゃないですか。」

「めちゃめちゃ怒られました。その時のパトカーが日産のフェアレディーZでして、私の好きな車だったんですよ。」

「うんうん」

「古い形のフェアレディーZだったんですけど、シートは総革張りで、内装の手入れもよく、その事を取り締まった警察官にほめると、自慢だったんでしょうね、喜んでくれましてね。結果、2キロオーバーにしてくれました。20年前の話ですけどね。」

「へぇ~。その警察官もよほどうれしかったんですね。今じゃありえませんね。」

「そうです。」

「私も以前、タクシーに乗って、そのタクシーの内装や掃除のいきとどいたところなどをほめると、ドライバーの方が喜んでくれましてね。自分の車が自慢だったんでしょう。タクシー代を半額にしてくれましたよ。・・見たところ、この車もいい感じですね・・。」

「・・・」

後部座席に座っていたスタッフから、笑い声だけが聞こえてきました。

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