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計画停電

首都圏では電力不足のため計画停電が行われています。

福島原発の被災が要因によるものですが、原発一カ所の停止で電力不足になるなんて思いもしませんでした。

日本は先進国の中でも災害危機管理ができていると思っていましたが、実はギリギリの状態だったんですね。

発電について無知なのでシステムがよくわかりませんが、発電した電気は蓄電(貯金)していると思われますが、同時に放電もあり、余分な電力を作りすぎるとロスも大きくなるので需要に応じた発電をしているのかもしれません。

言い方を変えると、不必要なものは作らないという事でしょう。

実際に計画停電が行われた地区によると様々な問題が発生しているそうです。

鉄道や信号などの交通機関、病院関係、そして急がなければならない物資の生産拠点も計画停電により不自由を強いられています。

しかし供給を超えて、一斉停電になる事を考えれば、計画的に停電をしておいた方が良いでしょう。

実際に計画停電になった地区に住んでいる人からこんな話を聞きました。

「夜、最寄りの駅に到着すると計画停電になり、回りが真っ暗になりましたよ。」

「ほぉ~。そんなに暗かったですか?」

「もう、墨を流したような感じでした。」

・・・墨を流したような夜・・・

イメージしやすい、よい表現です。

昭和の名人、古今亭志ん生師匠の小噺で、こんなのがあります。

「昨夜歩いていたら、でっかい茄子に出会ったよ。」

「どのぐらい、でかかったのかい?」

「暗闇にヘタをつけたぐらい、でかかったよ。」

一寸先も闇といった、とても暗い夜だったことを揶揄(やゆ)した小噺ですが、ちょっとした会話の中でも、言い方をかえれば心がやわらかくなります。

ついでにこんな都々逸(どどいつ)どうでしょう。

“ぶってやりたい もしとどくなら 今宵の二人にゃ じゃまな月”

計画停電は不自由な生活になりますが、楽しみ方もあるのでは・・。

コメント一覧

  1. 河北泰三 より:

    コメントありがとうございます。
    縁台にスイカ、風鈴、蚊取り線香・・日本の夏です。
    テレビも見れないからラジオですね。
    みんながゆったりとした気持ちになれればいいのですが・・。

  2. 計画停電区域外住人 より:

    東北北関東太平洋岸の火力発電所がかなり津波の被害にあっています。
    そうでなければ梅雨明けぐらいまで支障ないぐらいの余裕はあるそうです。東電は原油高で採算合わず休止していた火力発電所を梅雨明けまでに稼動させ、被害にあった火力発電所を梅雨明けまでに復旧させるようですがそれでも梅雨明け後のエアコンの電気が不足するのは必至のようです。
    梅雨明け後再び、3時間毎に500万世帯ローテーション組んで計画停電するようですから、打ち水して縁側で涼みながらスイカを食べてといった昭和中期の下町の夕暮れの暮らしを、週一回二ヶ月東京に住まれている方々は体験されるのでしょう。
    連日夜5時から8時まで暑さ忘れる落語や話ををラジオで流すといったことも今から検討していく必要があるでしょう。
    スポンサーはもちろん○○タオル。いや東電。いやいや日本国。

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