BLOG笑う門には七福タオル

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創造と独創

7月に入ってはや9日目です。

今週後半は東京出張です。

百貨店は全店・全館クリアランスセール真っ只中で、ある都内百貨店のセール会場へ行くと、弊社タオルと仕様が一緒の商品が、他社ブランドで販売されていました。

・・・この会社もアイディアが枯渇し、人真似をするようになってしまい、行き詰っているんだなぁ。・・・

弊社のデザインをお手伝いいただいている、古屋興一デザイン事務所・株式会社イッソ・エッコに夕方お邪魔しました。

創造的なデザインと独創的な織りテクニックを多彩な素材感で表現することが、イッソ・エッコブランドの基本です。

事務所で古屋先生と打ち合わせしていると、スタッフである美人デザイナーが外出先から戻ってきました。

「人形町に行ってきたので、たい焼き 買ってきたわよ。」

「新参者で有名になった、あのたい焼きですか?ずいぶん時間がかかったんじゃないですか?」

「今日は、1重程度しか並んでなかったわ。」

「どのぐらい時間がかかったんですか?」

「いつもは、2重3重並ぶのよ。」

美人デザイナーは、客観的な数字より、目に浮かぶ状況を説明しようとしています。

「なるほど、2重3重ね・・。」

状況を頭に描くことにしました。

すると今度は、焼き方の説明になりました。

「この小さなたい焼き機で、こうやってパタパタと焼いていくのよ。」

「ふーん。」

私の頭の中で、たい焼きを焼いているオジサンがいて、それを待っているお客さんがいて、その中に美人デザイナーがいて、阿部寛扮する刑事・加賀恭一郎がいて、カメラが引いてくると、甘酒横丁のにぎわいがありました。

「ちょっと、聞いている?」

美人デザイナーの一言で、我に返ります。

「いただきまーす!」

・・・なるほど、確かに うまい!・・・

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