５１歳 | 七福タオル株式会社

2013/05/20| 七福萬来

５１歳

昨日５月１９日は、５１回目の誕生日。

昨年５０歳になった時は大きな節目を迎えた感じでしたが、５１歳はなんとなくなった感じです。

この中途半端さはなんとも言えないおかしさがあり、いい感じです。

すでに人生の半分以上を生きてきたわけで、もっとしっかりしなければと思いつつも、下着姿で笑点を見ながら笑っている姿はオヤジそのもの。

「ニヤニヤ笑って、楽しそうだね。」　と、テレビより私の姿の方が娘にとって滑稽に見えるらしい。

でも笑っていられることは、平和の象徴とさえ思うのです。

得意先、取引先かかわらず、ご担当者の大半は年下になりました。

今日もある商談の合間の雑談で　「実は５日前に子供が産まれまして・・。」　と　担当者がいう。

「それはおめでとうございます。よかったですね。で、男の子？それとも姫なの？」と　素直に顔がほころぶ。

「姫です。」という担当者の顔もまたほころぶ。

笑顔はやはり平和の象徴です。

生命保険会社から誕生日のお花をいただきました。

お花と一緒に　”おもいで新聞”　と書かれた印刷物があり、私が産まれた昭和３７年の出来事が書かれています。

<東京都の人口、１千万人突破>　<国鉄の金田正一選手、三振奪取３，５１１個の世界新記録樹立>　<堀江謙一さん、ヨットで太平洋単独横断に成功>など・・。

中でもおもしろかったのは　<ニセ千円札が続出。警視庁は「届け出１枚につき謝礼３千円」と発表>

流行した歌には　「可愛いベイビー」「いつでも夢を」とあり、私の生まれた年は、平和そのものだったようです。

高度成長の中、日本が懸命に生きながらも笑顔があふれていた時代だったのでしょう。

昨夜は、家族で誕生日を祝ってくれました。

娘がほぼ徹夜で作ってくれたケーキの上には　『５』　と　『１』　のローソクが立っています。

「感謝してよね。」と　笑顔の娘。「感謝してるよ。」と　笑顔の私。

カミさんからのプレゼントは、育毛シャンプー。

笑顔が絶えない、輝く５１歳になろうと思ったのでした。