広告コンクール | 七福タオル株式会社

2012/11/17| 七福萬来

広告コンクール

広告業界のことは無知ですが、その社会性や情報性、創造性など等が必要であることはわかります。

この度、”第５２回消費者のためになった広告コンクール”に、弊社ＣＭ　「ＴＯＷＥＬ　ＳＴＯＲＹ　”父と娘篇”」　がテレビ広告１６秒以上部門で銅賞を受賞し、その受賞式に行ってきました。

正直な感想をいうと、受賞を狙ってＣＭ制作したわけではないので、うれしさというものはありませんでした。

ただ、受賞した時から、広告代理店、制作会社のみなさんから　「おめでとうございます！」　「やりましたね！」　「お祝いをしなくちゃ！」　と会うたびに言われ、悪い気はしなかったのも事実です。

受賞式は、東京・八芳園　というパーティー会場で、時間ぎりぎりに会場へ到着すると、大勢の人がいました。

受付に行き　「七福タオルです。」　と係の人に告げると、テーブルにある受賞者リストにチェックを入れるのですが・・、

「ええっと、シチフクタオルさんですよね・・し、し、し・・あれぇ？」

私の会社名がリストの　”し”　の欄に載っていないのです。

「あのぉ～、ひょっとしたら、ヒチフクタオルで登録されていませんか？・・だから　”ひ”　の欄を見てみてください。」

「あっ！はい・・”ひ”　ですね。ええっと・・・ないですね。」

・・・おいおい、受賞したことが間違いだった？勘弁してくれよ。・・・

他の受賞企業のほとんどが、受賞の常連でありしかも一部上場企業なので、私がこの場所にいること自体がおかしいのです。

妙に卑屈になりかかった時、受付の人が、

「ありました。ありました。”な”　の欄にありました。」

「”な”の欄？・・」

どうやらリスト製作者は、”ななふく”と読んだようでした。

そして胸にリボンを付け、いよいよ受賞式ですが、私の心中は穏やかではありません。

司会者が会社名を読み上げると、登壇しなくてはならないのです。

・・・「テレビ部門　銅賞　ナナフクタオル株式会社　どうぞ！」と言われたらどうしよう・・・

社名を読み間違えられる可能性に、不安と期待（ネタ）がありました。

“消費者のためになった広告コンクール”　が、受賞者の名前を間違える！

弊社が呼ばれるまで、ドキドキでしたが、「シチフクタオル株式会社」　と呼ばれホットしたのでした。