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万国共通


DSC05812.jpgパリ、メゾン・エ・オブジェの見本市初日を迎えました。

いつになく初日からお客様の入りは多く、反応も上々でした。

「何てカワイイの」・・・フランス 小売業 女性バイヤー

「ドイツで販売していますか?」・・・ドイツ 卸売り業 女性仕入担当者

「我が国のデザインセンターに置いてくれますか?」・・・韓国 女性マーケティング調査員

「ベビー商品がいいぜベイビー」・・・スペイン 子供用品店 ご夫婦

「おしゃれですね。」・・・イギリス インテリア雑貨店 女性2人組

「タオル生地での販売をしてくれますか?」・・・オランダ デザイナーズ系クリエーター

「儲かってまっか?」・・・大阪 繊維関係企画担当者

人種の坩堝(るつぼ)というか、多国籍というか、多くの国の人に来ていただきました。

世界的に景気はよくありませんが、商品を売りたい、買いたいという出展者とバイヤーの思いは、万国共通です。

万国共通と言えば、海外の駅や空港、駅のホームや電車内には日本人を狙ったスリや置き引きが多いです。

パリ郊外から、ひとりで電車に乗りパリ市内まで戻った時の私の精神状態はピークに達していました。

社内の客がすべて敵に見えるのです。

対面四人掛けのシートの私の席の前には二人連れの男がが座っており、通路には別な大柄な男が電話をずっとしながら立っています。

なんか取り囲まれている感があるし、みんな黒い服を着ていて、威圧感を増長させています。

・・・寝るな!寝るんじゃない!寝ると荷物がなくなるそ。・・・

睡魔に襲われながらも、必死にこらえていましたが、あることに気がつきました。

・・・そうか!考えてみればオレも黒い服を着ているじゃないか!という事は敵から見れば私も威圧感があるんじゃないか?!・・・

そう思ってくると、妙に強気になります。

大胆に腕組みをし、寝ることにしました。

でも10秒単位で薄目で周りの様子をうかがってしまう私がいます。

・・・やっぱ寝れない。・・・

パリの3日目が過ぎて行きました。

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