心から・・ | 七福タオル株式会社

2014/07/22| 七福萬来

心から・・

心からお礼を言える時ってどんな時だろう・・。

７月１９日（土）～２１日（月）の３日間、東京・銀座にある百貨店、三越でクリアランスセールの販売応援のため店頭に立ち、娘も一緒に手伝ってくれました。

「ありがとうございます。娘さんまでお手伝いいただいて、家族で（販売）応援してくれるんですね。」

と、フロアマネージャーが恐縮しながら言ってきたので、

「いやいや、ウルトラマンに比べたら大したことないです。彼らは家族全員で地球を守っているのですから。」と、私。

「アハハ・・本当にありがとうございます。」

シャレで言った言葉の裏にある私の照れを察知したのでしょう。フロアマネージャーは笑顔になりながらも再度お礼を言ってくれました。

東京には色んなお客様がいますが、銀座三越のお客様はさすがに上品な感じがしました。

商品説明をすると、「じゃあ、これいただくわ。」と言っていただける。そして　「ありがとうございます。」と、心からお礼が口に出る。

私が今治から来ているメーカーの人間だと知ると、「今治タオルのファンなの。」と声をかけてくるお客さまもいれば、「私は２０年前に今治に住んでたことがあるのよ」と話しかけてきてくれるお客さまもいらっしゃいました。

そして「がんばってね。」と言わんばかりに、たくさんのタオルをお買い求めになられるのです。

「ありがとうございます。」と、心からお礼が口に出るし、あたたかい気持ちになれる。

「七福タオルの商品は気持ちがいい。」と、２日連続でお買い求めにご来店いただいたお客さまには目が熱くなったほどです。

心からお礼が言えるといえば、販売応援の前日こんなことがありました。

デザイン会社での打ち合わせ後、スタッフのみなさんと夕食をご一緒しました。

金曜日の夜ということもあり、店は満席。

会計をお願いすると、「お席でお会計させていただきますので少々お待ちください。」と、店員さん。

でも５分経っても、１０分経ってもお会計に来ない。

２回目に催促した時に、意外な展開に。

「お客様の食事をされた明細書を失くしてしまい、お会計ができないでいます。なので今回の食事代は結構です。」

「えっ？！何ぃ？！お金払わなくてもいいってこと？？」

気持ちはうれしいが、正当なサービスを受けてお金を払わないなんて申し訳ない気持ちになる。

でも店側には強い意志があったので、今回はタダということに。

見送ってくれる店のスタッフに心から出た言葉。

「どうもご馳走様でした。」

いつもと同じ言葉なのに、と思いながらの可笑しい夜でした。