2015/11/13| 七福萬来
天使の訪問
元気をもらうことって、色々です。
歌を聴いて元気がでたり、映画やドラマを見て元気がでたり。
お芝居やライブもそうだし、落語を見たり聴いたりしても元気をもらいます。
先日、今治市内の小学3年生が会社見学に来られました。
総勢100名を超える子供たちです。
子どもたちを迎えての会社見学は初めてだったので、どうお迎えすればいいのか社員たちと入念に話し合いをしました。
伝えたいことは 『安全』 『モノづくり』 『職人』 『こだわり』 『楽しさ』 等など・・。
そして見学当日、弊社敷地内にカワイイ子供たちがやってきたのです。
最初の挨拶で 声が小さいことを想定して 「声が小さい!もう一度!おはようございます。」と言い、
「おはようございます!!」 と大声で挨拶してくる子供たちに向かって
「静かに!」 という、ドリフネタを考えていたのですが、一発目からパワーのある挨拶をしてきたので、ネタを出すことができませんでした。
そして、約20名づつ5班に分かれて、七福タオル工場見学の始まりです。
私は第1班を担当させてもらったのですが、説明するたびに子供たちは床にノートを置き座り込んで書き込んでいく。
その姿は、懸命に勉強している感じがして 心動かされました。
実はそう思ったのは私だけでなく、ウチの社員も同じだったような気もします。
子どもたちの行動に、自然と出る笑顔で接し、時には静かにうなずいたりもしている。
・・・子供たちからパワーをもらっている・・・
明らかに社員の一人ひとりがほっこりしているように見えたのです。
言葉では説明できないませんが、魔法のようなキラキラとした幸せの粉を社内中に降りかけられた感じです。
約1時間かけての見学が終わり、今度は子供たちからの質問タイムになります。
「1日にどのぐらいタオルができるのですか?」 この質問に答えると、次の子は 「1週間でどのぐらいタオルができるのですか?」 と質問してくる。
その後 「1か月にどのぐらい・・?」と質問してくる子もいれば 「1年間で・・」 と言う子もいる。
子どもたちにとっては全く違う質問なので、それにはちゃんと答える必要があります。
「商品を売り込むのにどのような苦労をしましたか?」 というビジネス派の質問もあれば、
「社員の人は1日にどのぐらい働いているのですか?」という社会派の質問もあり、
「今治の中で 七福タオルさん はどのぐらいの立場にいますか?」 というサイズ感を質問してくる子もいました。
「どうやったら 社長になれるのですか?」 という質問には こう答えました。
「私の場合は、社員を家族だと思い信頼したら、 社長になれました。」
最後に先生が 「大きくなっらた 七福タオルさんで働きたいと思う人 手を挙げて!」 というと、子供たちは一斉に 「は~い!」 と小さな手を大きく挙げたのです。
引率の先生たちは私たちに感謝していましたが、私たちの方こそ、元気をくれた子供たちに 感謝の気持ちでいっぱいになったのでした。
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