2015/08/04| 七福萬来
(日本語) 空飛ぶ私
ここんところ空港に行くとやたら子供たちが目につきます。
考えてみれば夏休み突入していて、気がつくともう8月。
8月1日(土)も東京出張のため松山空港にいました。
土曜日で、しかも第2便になるとさすがに知り合いはいないだろうと思いきや、同じ今治のタオルメーカー社長ご夫妻にばったり。
ご親族の法事のため上京するとのこと。
私がタオル業界にデビューしたころからお世話になっている社長ご夫妻なので、ついつい笑顔になり「暑いので熱中症にお気をつけて・・」 というと 「お互いにね」 と返してくる。
なんともない普通の会話にやさしい気遣いを感じ、あたたかい気持ちになる。
そんな気持ちになるのは、空港ならではの雰囲気によるのかもしれません。
空港・飛行機ネタは結構多くあります。
飛行機を乗り継ぐ時、搭乗する飛行機が同じ場合、CA(キャビンアテンダント)さんも同じ人。
これが、照れる。
「またお会いしましたね。」 とか 「2回もご一緒できてうれしいわ。」 とか言ってくれると気分は盛り上がるのですが、
「いつもご搭乗ありがとうございます。」 と、リセットした挨拶をしてくるから、リアクションに困ってしまい照れてしまうのです。
あと前方席に座った時も笑えるドラマがある。
ボンバルディアという機種の小さなプロペラ機。
入口も小さく、しかも天井も低いので、入口すぐの手荷物収納の棚の角で頭をぶつけてしまうお客が多いのです。
CAさんも 「頭にお気をつけ下さい。」 と注意を促しているのですが、5人に1人は頭をぶつけてる。
最前方に座っている場合、コツコツと頭をぶつけていくお客様が視界に入ってしまう。
その姿が滑稽に見えて、ついつい笑ってしまう。
でもこれは失礼にあたるので、視線をずらしてそちらを見ないようにすると今度は、『コツ!』 という音の後に 「いてっ!」 という、うめき声がセットされて耳に入る。
たまらないです。
あと全日空の大きな飛行機の場合、プレミアムクラスにたまに搭乗する時があります。
プレミアムクラスは座席も広く、ちょっとした食事が出たり、お酒も無料で出してくれる贅沢なクラスです。
そして上着まで預かってくれるのですが、先日 私のジャケットの袖口が収納ボックスの扉から少しはみ出していました。
慌てて扉を閉めたからでしょう。
そのはみ出し方が、全日空ブランド価値を主張してる上質なプレミアムクラスの空間とマッチし、不快どころか愉快に見えたのです。
わかりやすくいえば、超カワイイ彼女の歯に青のりがくっついているような可笑しさ。
たまらないです。
8月3日(月)に夏休みに入った息子を連れて松山行きの飛行機に搭乗すると、行きもご一緒だったご夫婦にまたばったり。
でも今度は、娘さんとお孫さん3人を連れてのご帰還。
もうすぐお盆。帰省シーズンです。
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