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(日本語) ローカル路線バスの旅

Sorry, this entry is only available in Japanese.

私は会社勤めの経験がありません。

だからサラリーマンというか、会社勤めにあこがれてました。

仕事で失敗し落ち込んでいると 中村雅俊さんみたいな上司が、「河北!なにくよくよしてんだぁ!一杯飲みいくぞ!ついてこい!!」 なんて、言ってくれたりして。

そうと思えば女子社員が、お弁当作ってくれたりして、白いご飯に海苔で 『ファイト!』なんて文字があったりして!!

そんなことも経験しなかったのは、都会の大学からすぐに親の会社に入社したからです。

入社というと大きな会社に就職したように聞こえますが、実際は従業員5名の家業であるタオル工場を手伝いに帰っただけ。

なので、頼れる上司も、可愛い女子社員もいないのです。

違う解釈をすると、働く環境は自由でした。

先日ある取引先さまの行動を聞いて驚いたことがありました。

その営業担当の方は、香川県高松市から来ていて、午前中から午後にかけて打ち合わせをし、遅い昼飯を誘うと時間を気にし始めたのです。

電車の時間かと思ったら、バスで帰るとの事。

電車の運賃よりバスの運賃の方が安いので、上司からバスを利用することを条件に打ち合わせの許可が出たのでした。

・・・なるほどね!・・・

「今治から高松へ行くバスって何便あるの?」と、素朴な疑問を投げかけると、驚くべき言葉が返ってきました。

「今治からは出ていないので、松山から乗ります。」

今治を起点に 高松とは真逆の方向の松山へ一旦行き、それから高松へ帰るというのです。

JR特急で今治→高松の料金と バスで松山→高松の料金を比べると 確かに700円程度バスの方が安いのですが、今治から松山まで移動するコストを入れると、馬鹿げた行動です。

時間換算しても JR今治→高松 約1時間半 バス今治→松山→高松 3時間半

JRで帰ることを勧めると、「会社での決めごとを勝手に変えられないので・・。」 と、営業ご担当者。

この言葉を聞いて、立派だと思ってしまう自分が可笑しくなりました。

会社勤めには 私の知らない理不尽がもっとあるのかもしれません。

コメント一覧

  1. 河北泰三 says:

    コメントありがとうございます。
    なにせ私は会社勤めの経験がないので、妄想の翼を広げすぎたみたいです。
    そういえば、私以上に妄想を抱く知人がいました。
    彼は外国人かぶれなのです。
    そのお話はまた今度・・ごきげんよう、さようなら。

  2. まーくん says:

    もう1ついい忘れましたが、万に一つお弁当を作ってくれる女子社員がいたとしても、それがトレンディドラマに出てくるようなかわいい女子であることなど、なーーーーーーい!

  3. 河北泰三 says:

    コメントありがとうございます。
    あれぇ~お弁当作ってくれる女子社員ってありえない?
    その女子社員が深田恭子さん似だったり、100%ない?
    私の会社勤めは妄想なのか・・。

  4. まーくん says:

    私は3年ほど会社勤めの経験があります。失敗した後、上司や先輩に呑みに誘われることはよくあります。しかし「ファイト」の言葉入りの弁当は、ありえない!1000%ない!

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