(日本語) 絶妙のタイミング | SHICHIFUKU TOWEL CO.,LTD.

2014/03/14| 七福萬来

(日本語) 絶妙のタイミング

Sorry, this entry is only available in Japanese.

・・・ん？えっ！わぁっ！！・・・

２０１４年３月１４日午前２時０７分、部屋が揺れた。

揺れ始めから一気に目が覚め、枕元にあるスマホが　「地震発生！地震発生！」とわめきだす。

小さな揺れが多少大きくなりまた小さくなったと思ったら、今度はやや強い揺れになり、さらに強い揺れになった。

・・・これは？！・・・

いつもより長い揺れに不安を感じつつ、まもなく揺れは収まった。

・・・震源はどこ？関西？九州？それとも東海？・・・

心も部屋も暗闇の中、テレビをつけたら、テレビ画面に表示された震源は愛媛になっている。

・・・ええっ、ここかよ？！・・・

私にとって愛媛が震源になったことは記憶にない。

・・・津波がきたら大変だぁ・・・

瀬戸内海は狭いので、津波が発生すると行ったり来たりで、それはそれは甚大な被害が長く続きます。

幸い津波の心配はないと報道されほっとしたのですが、震源の近くに伊方原子力発電所があるのが気になりました。

くしくも昨日、原発が再稼働に向けて準備をし始めたと報道があり、順番的に２番目が愛媛の伊方原発だったのです。

今回の地震で伊方原発の再稼働は遠く離れ「なんでこのタイミング？」と、四国電力関係者は思ったことでしょう。

私もつい最近同じように思ったことがあります。こないだ行ったシンガポールでのこと。

実はこのシンガポール出張は、得意先のご厚意で招待してくれた旅行で、交通費や宿泊代、食事代まで出してくれています。

宿泊したホテルにはカジノがあり、同じ取引先の仲間と遊んでいました。

時計を見ると深夜１時半、さずがに眠くなってくる。

「じゃあ２時まで遊んで、部屋に戻りましょう。」「そうしましょう。」と言い合っていましたが、１時５０分になると私たちに熱いコーヒーが運ばれてきました。

「これで眠気をふっとばして遊んでください。と会長が申しています。」と、この旅行に連れて来てもらった得意先会長のお付の社員が笑みをこぼしながら言う。

さすがに会長からのメッセージを無視するわけにいかず、眠い目をこすりながらプレー続行。

この絶妙なタイミングは　「寝るな！」　という意味だろうと解釈したのです。

今回の地震も、「（原発）再稼働するな！」という意味かもしれません。