(日本語) 禁煙修行 | SHICHIFUKU TOWEL CO.,LTD.

2013/07/30| 七福萬来

(日本語) 禁煙修行

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禁煙生活は３週間が経ち、まずは順調な滑り出しといってもいいでしょう。

とはいえ、この間吸いたくなったことは多々あります。

特にイライラした時は吸いたくなるのです。

先週、そのイライラはピークを迎えました。

東京出張のとある日、数社の得意先を回る予定を立てていました。

宿泊先のホテルでイライラは始まります。

朝食、目玉焼きに付けるケチャップがない。ソースも醤油もない。

仕方がないので、塩をふって食べる。

慣れないフォークで食べていると、半熟の黄身がシャツにこぼれる。

急いでいるのにエレベーターが中々来ない。で、来たかと思うと満員で乗れない。

地下鉄の駅へ向かっていると、靴の紐がほどけている。

無視して急いでいると、紐を踏んでしまいこけてしまう。

ホームに着くと、電車が行ってしまう。シャツに着いた黄身が目に入る。

次の移動先に向かおうと地下鉄駅を目指していると、また靴の紐がほどけている。

前回の反省を生かして、靴の紐を結びなおしてホームに行くと、電車が行ってしまう。

シャツに着いた黄身が目に入る。

さらに地下鉄の路線図を見間違えて、１本で行けるところを乗り継いで行ってしまう。

とどめは、ホームに着いたら電車がタイミングよく来たので乗り込むと反対方向に走り出す。

次の駅で乗り換えようと降りると、逆方向行きのホームは線路の向こう側にあり、一度改札を出て（運賃を払って）、階段を下り上りして、再度改札を通って（運賃を払って）、ホームにたどり着くと電車が行ってしまう。

シャツに着いた黄身が目に入る。足元を見ると、靴の紐がほどけている。

イライラする。　→　たばこ吸いたい。

・・・ああ、神様！どうしてこんな試練を私に与えるのですか？・・・

何事もドラマ仕立てに考える癖が私にはある。

修行はさらに続きます。

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