2012/11/30| 七福萬来
(日本語) 心地よい延泊
出張に出かけ、予定通りに帰れない時が年に1~2回あります。今回の東京がそうでした。
出張最終日、11月27日(水)15時40分に恵比寿にある ”ロボット社”へ行きました。
弊社CM第3弾 ”TOWEL STORY Vol.3 (初恋篇)” の完成試写チェックのためです。
・・・2時間後の17時半にここを出れば、最終便19時20分に間に合う!・・・
余裕をかませながら、アニメーターのきのしたがく先生をはじめとして、スタッフのみなさんとしばし談笑し、いよいよ試写。
試写を繰り返し、スタッフのみなさんと意見交換。
結論を出す前に私の方から話題を別に振りました。時計を見ると16時半、まだ余裕。
「そういえばタイトルなんですが、第1弾が ”父と娘篇” 第2弾が ”泣き虫ナオト篇” でしたが、今回は素直に”初恋篇” でいいでしょうか?」
「当初は ”Boy meets Girl” だったでしょ。日本語に訳すと出会いという感じです。」 と、きのしたがく先生。
「う~ん。そうでしたよね。ただ、英訳はそれでいいんですが、日本語名は語呂や音にこだわりたいんですよね・・。」 と、私。
そこから、出てきたのは ”初恋篇” ”雪の恋篇” ”いとしのエリー篇” ”君の名は篇” ”恋と扉は急に開く篇””冬電車篇” ”雪電車篇” ・・
調子に乗って”花電車”という言葉を発すると、いつも寡黙なY・G局長が 「おいおい!それはいかん!イメージが!」 と口を出してきました。
「えっ!?花電車って何なんですか?」 と J・Tクリエイティブディレクター。
「いやいや、いいからいいから気にするな。」と、ごまかすY・G局長。
「へぇ~、そういうことか!」 と、手元のノートパソコンで早速調べていた、T・Wプロデューサー。
「調べたのかよ!」 と 私。
たまらなく楽しいひとときです。
結局、最初の”初恋篇” で落ち着き、時計を見ると17時半。
そろそろと思ったら、得意先から遅くなってもいいのでこれから立ち寄ってほしいとの電話が入り、延泊決定したのでした。
ロボット社を出たのが18時過ぎ。
「河北社長との仕事は楽しいからいいです。」 と、恵比寿駅までの道々、Y・G局長が言ってくれました。
その言葉のおかげで、延泊する事になった虚脱感が消え、花電車という言葉が浮かび上がってきました。
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