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(日本語) おみくじ

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DSC01160.JPG先日の日曜日に家族でしまなみ海道にある、大三島へ昼ごはんを食べに行きました。

2年前から話題になっている、海鮮丼を食べに行ったのです・・が。

“大漁” というレストラン、というより食堂は、店の前に多くのお客様があふれていました。

「わっわぁ!何これ?!」

店の前に、名前を記入する紙が置いてあり、自分の名前と人数を書き込まなければなりません。

一応、名前を書き込みましたが58番目で、現在8番目のまでが消し込まれていて、50組待たなければなりません。

「1時間に25組が入れたとして、2時間待つのかよ!」

「どうする?・・とりあえず、大山祇(おおやまずみ)神社にお参りに行こう!」

丁度食堂の目の前に、山の神、海の神、そして戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めた大山祇神社があるのです。

新緑あふれる境内はとても気持ちいいものです。

参拝を済ませ、お決まり事のようにおみくじを引いたら、見慣れている書式とは違っていました。

『さくらちる このしたかせは さむからて 空にしられぬ 雪そふりける』

最初に和歌が書かれてあり、その後に解説が書いてあるのですが、内容を要約するとこんな感じでした。

『このみくじにあう人は 常に心配せず 楽しく暮らすことを第一に思いなさい。ただ心配せずに愉快に暮らせたとしても、神を思わず、情もなく、勢いに任せて行動する時は、運気がなくなると思え!・・・19番 大吉』

・・・おおっ!大吉。でも偉そうにするなってことだな。よ~し・・・

食堂前に戻り、娘が退屈そうに聞いてきます。

「ねぇどうするの!30分経ったけど。このまま待ってるの?」

「うん!待ってよう。これも神様のお導きだから。」

「ねぇ、お腹減ったから、あそこのお饅頭買ってよ。」

「ああ、いいぞ!これも情というものだ!でも勢いに任せてたくさんは買わないからな。」

「・・・お父さんまた何か影響受けたでしょう!」

穏やかな休日のお話でした。

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