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(日本語) 列車がまいります

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DSC00179.JPG・・・この表示、何かおかしくない?・・・

得意先と一杯飲んだ帰り、JR秋葉原駅構内を歩いているとある表示が気になりました。

総武線ホームに上がるエスカレーター前に、電車の行き先と発車時間が電光表示されています。

その下に、点滅した文字がありました。

“まもなく列車がまいります”

・・・列車がまいる?・・・

伝えたいことはわかりますが、電車に対して ”まい・る”という表現は違うだろう!と思ったのです。

でも、後で調べたら ”まい・る” とは 「来る」 「行く」 の意の丁寧語という事でした。

・・・う~ん。なるほどね・・・

おそらく、JR職員がお客様第一と考えた結果の表現なのかもしれません。

駅は人の集まるところなので様々なドラマがあります。

JRが国鉄だったころ、ある駅でこんなアナウンスがありました。

「まもなく、1番線に回送電車が通過します。危険ですので白線から下がってお持ちください。」

よく耳にするアナウンスです。

ホームで待っている客は、そのアナウンス通りに白線の内側に下がります。

まもなくして、電車がその駅を通過しました。

普通はこれまでですが、その時は違っていました。

そして通過した電車の風と音が余韻を残したホームに再びアナウンスが響きます。

「回送電車でございました。」

このアナウンスに、エンターテイメント性を感じたものですが、なぜ通過した後に回送電車であった事の説明をしたのか最近になって気がつきました。

この駅はJR山手線 ”原宿駅” です。

原宿駅というのは、一般客が降乗するホームとは別に宮廷ホームがあります。

皇族用のホームなのです。

いついかなる時でも失礼のないようにJR職員は気を使っているのでしょう。

他の駅でも、通過した列車の説明アナウンスや、特別丁寧な言い方を聞いたり見たりした時は、皇族用の何かがあると思って間違いありません。

という事は、JR秋葉原駅の電光掲示板のあの表示は・・まさか?!

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