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(日本語) 親族

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伯父が亡くなりました。

今治市のとなりの西条市で、毛糸店を営んでいて、とてもやさしい伯父でした。

朝、いつものように新聞を布団で読んでいたらしいのですが、そのまま静かに亡くなりました。

85歳です。

・・・オジさんも、もうそんな年だったんだ。・・・

年齢的に天寿を全うしたと言えばそうですが、やはり親族にとってはさみしいものです。

通夜に行くと、親戚がたくさん集まっていて、悲しみと笑顔で迎えてくれました。

「ター坊(私の事)、元気にしていた?すっかり立派になって・・。」

従兄弟(いとこ)達とも久しぶりに会いました。

何年かぶりに会う従兄弟(いとこ)もいます。

「ター坊(私の事)、お久しぶり。昔と全然変わりないわね。」

私の母は四女で、私はその三男なので、従兄弟(いとこ)の中では年下の方です。

ずっと年上の従兄弟(いとこ)朋子姉さんが声をかけてくれます。

「年はいくつになったん?」

「もう48です。」

「あら!もうそんなになるの?」

「トモちゃんこそ、変わりないですよ。」

「うれしい事を言ってくれるわねぇ。私もう65歳よ。」

・・・えっ、トモちゃんが65歳?!返す言葉が見つからない。・・・

「私も62歳よ。」

隣にいた、朋子姉さんの妹、理恵姉さんが声をかけてきます。

・・・リエちゃんも還暦過ぎているの?!・・・

「どっちが若く見える?」

・・・そんなの答えられない。・・・

子供のころからずっと交流のあった親族は、年齢不詳というか、そのままスライドしているからマヒしているというか、実年齢を知るとびっくりしてしまいます。

親族ってそんなものです。

伯父さん、安らかに・・合掌。

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