2017/01/14| 七福萬来
(日本語) いつものように
あけましておめでとうございます。
といいながらも、もうすでに1月も半分が過ぎようとしています。
時代において行かれそうになりがちですが、今年は遅まきながらついていこうと思っています。
その一環として、映画を数本見ました。
まずは、『海賊と呼ばれた男』 という映画。
この映画の製作は ROBOT(ロボット)というプロダクションで、弊社のCMも製作いただきました。
ご縁があり、CMを作っていただいたスタッフと数年ぶりに再会した際に、『海賊と呼ばれた男』 のご招待券をいただいたのです。
すでに封切られて一か月が経つのに、東京都内の劇場はどこもほぼ満席。
原作は実話をもとに、百田尚樹さんが書いたベストセラー小説で、石油販売業の店主 國岡鐵造の半生を ダイナミックに映像化していました。
従業員を家族のように大事にしたおかげで、絶大なる信頼を得た主人公。
即時即断し、あらゆる経済危機を乗り越えるところは、同じ経営者として見習うべきところが多々ありました。
映画を見た夜、 國岡鐵造と社歌を一緒に歌いながら船を進めるラストシーンに、私も一緒にいる夢を見たぐらいです。
影響を受けやすいのは今年も同じのようです。
そしてもう一本。
こちらも遅ればせながら 『君の名は。』
まだ見ていない方もいるのであまり多くは明かせませんが、とても感動しました。
泣いたというより嗚咽してしまいました。
主人公の男性は 瀧(たき) 女性は 三葉(みつは) と呼ばれていました。
出会うこともないこの二人が、ファンタジックな出会いをします。
アニメながらリアルな映像とコミカルでピュアなストーリー展開にいつしか引き込まれていく。
ラストに近づくにつれ 題名通りに、名前が重要なキーになってきます。
映画が終了すると、ため息が出て、年甲斐もなく胸がキュンとなったのです。
大ヒットの理由がよくわかりました。
余韻に浸りながら席を立ち、トイレに行き、劇場を後にしようとした時に、メガネがないことに気がつきました。
・・・座席シートに置き忘れた!・・・
あわてて戻ると、清掃係の方が私のメガネを手に持っている。
「すみません、メガネを忘れた者です。おそらく手に持っているのが私のメガネだと思うのですが・・。」
そう言うと、清掃係の方はすぐには渡してくれません。
「一応お聞きするのですが、お客様のお名前は?」
と尋ねられたので、何のためらいもなくこう答えました。
「 タ キ です。」
清掃員の方のリアクションがどうだったのかは、ご想像におまかせします。
2017年が皆さまにとって素晴らしい年になりますように。
今年もよろしくお願いします。
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